ディスプレイのバックライト色データを測定する際、よく「 色温度 " そして " 色度座標」という用語が登場します。 "
1. 色温度とは?
色温度は、光源の色の「暖かさ」または「冷たさ」を表す物理量であり、単位は**ケルビン(K)**で表されます。
- 低温域(例:2000K~3000K)では、光は**オレンジ~黄色系**(暖色)に見え、居心地が良く柔らかい印象を与えます。
- 中間域(5500K~6500K)では、光は**正午の日光**に近い(中性ホワイト)です。
- 高温域(7500K~9300K以上)では、光は**青みがかった白色**(寒色)に見え、シャープで明るい印象を与えます。
2. 色度座標とは?
色度座標とは、CIE 1931色度図(国際照明委員会(CIE)が定めた色空間規格)上で色を正確に特定するための2つの値(x, y)の組です。
- CIE色度図は、人間の目が認識できるすべての色を表現した、ひし形(馬蹄形)の図です。
- この図上の各点は、特定の色を表しており、その(x, y)座標によって一意に識別されます。
- ディスプレイが再現するすべての色(白、赤、緑、青など)は、色度座標を用いて正確に記述できます。
たとえば、標準のD65ホワイトポイントの色度座標は、およそ **(x=0.3127, y=0.3290)** です。
色度座標は、あらゆる色を正確に記述可能な2次元の絶対座標系ですが、色温度はこの座標系内における特定の軌道上に沿った単一の数値パラメータにすぎません。
## 第2部:両者の関係 — 色温度は色度座標の「1次元投影」
- 色度座標(x, y)は2次元であり、色度図上の任意の位置にある任意の色を記述できます。
- 色温度(K)は、色の座標がプランク軌跡上に正確に位置する場合にのみ定義される一次元の値であり、その値は該当する軌跡上の点における温度に等しい。
3. 品質管理/製造工程における要件:色度座標と相関色温度(CCT)の両方が必要
ディスプレイの生産ラインでは、品質基準は通常、以下の両方を規定している。
- CCT目標値(例:6500K ± 500K):全体的な暖色/寒色傾向が許容範囲内であることを保証。
- **色度座標の許容差(例:x ≤ 0.005、y ≤ 0.005):白色点が緑みや紫みのない純粋な白色であることを保証。
色温度のみを制御しても色合い(ティント)の問題を検出することはできず、また色度座標のみを制御すると過剰に厳格になり、生産効率が低下する。両者を併用することが、品質管理において最も科学的に妥当なアプローチである。
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